2016年6月23日木曜日

HUAWEY P9

 スマートフォンはマドスマを使用していましたがWindows10にアップグレードしたら電子コンパスが動作しなくなり一向にファームウエアで対応する気配がなく、GoProアプリがまともに動作せず、パナソニックのイメージアプリも存在せず、その他諸々の個人的な事情で嫌になりかけており、やはりスマホは、やはりアンドロイドかと考えるようになっていました。
 安価なスマホばかり保有していたので、カメラ機能は豊富でも肝心な画質が貧弱で使うのはバーコドの読み取りくらいで日常のカメラとしては使用することはありませんでした。


 通話機能があり、まともな写真が撮影できるカメラはLUMIX DMC-CM1あたりでしょうが、常にポケットに入れて持ち歩くには厳しそうなサイズで、あくまでデジカメに通話機能がおまけで付加されたと考えるのが妥当のようで欲しいと思ったことはありません。

 そんな折に発売されたのがHUAWEI P9でスマホにLEICAのダブルレンズとくれば数多くのパナソニックLEICAレンズを使用してきたり保有した経験から切れ味の鋭さを知っているだけに、画質を決定づける一番重要な要素はレンズ性能に間違いなく、人に例えたら視力ではなかろうかと思います。
デジカメが300万画素時代に画素数の多さを売りにしたデジカメを購入し肝心のレンズ性能がヘボく残念な思いをした経験があり、LEICAのロゴとSUMMART F2.2 27mm ASPHレダブルレンズ表記に思わず反応してし、タイミングよくクライアントから少しまとまった映像制作費をいただいたので、ついつい悪い癖が出てポチってしまいました。

 例により開封の儀とか静止画はウェブサイトに溢れかえっているので省略しますが動画機能について使用感をメモ書きです。
静止画に関しては、さすがライカレンズであちこちのサイトで評判どおりの写真が撮影できるのでコンパクトデジカメを持ち歩く必要はなさそうです。
特に絞りをF0.95からF16まで変化させて被写界深度を調整できスマホの写真とは思えない、ボケ味のあるショットが撮影できます。


 動画に関しては解像度はFHD 1080p/60fps から MMS 176x144ピクセルまで6種類のフォーマットで撮影できます。

・FHD 1080/60pモード 
 このモードは手振れ補正は使用できずGPSタグも記録されません。映像はH.264/AVC VBRモードオーバルビットレート35Mbps GOPの長さ31フレームで音声はAAC 48Khz 192KbsCBRで収録されており以下のフォーマットも同様の音声記録になりますす。

・FHD 1080/30pモード
このモードでは手振れ補正が使用できますがイメージセンサーを切り取る方式で画角が望遠寄りになります。
H.264/AVC VBR-17Mbps


・HD 720/30pモード
H.264/AVC VBR-12Mbps

・スローモード
スローモードは720p固定で120fps前後で記録されていました。

 スマートフォンを使用するようになり数台のスマホ道楽しましたが、4K映像に目が慣れているせいか動画撮影機能に関しては、派手な、こんにゃく現象があったりとか、どの機種も撮影した動画は残念な映像で所詮スマホの動画に関しては、こんなものかと思い動画撮影も静止画同様に急を要する場合以外は撮影しようとは思いもしませんでした。
 HUAWEY P9に関してはレンズがレンズだけに少し期待するのが本音、果たして満足いく動画が撮影できるのでしょうか?
 撮影モードはFHD 1080/60pの標準設定でいくつか情報量の多い風景、質感を試すクリップをテスト撮影しましたがビットレートが高いのでスマホにしては満足のいく画質で以下クリップの中から静止画をとして書き出した画像を原寸大で貼り付けておきます。
木の葉など省略することなく細部にわたり描写しています。

コントラストが高く、雨に濡れたミニトマトの質感が出ています。

細かいこといえばキリがありませんがこれだけ描写出来たら十分です。

 以上簡単にP9の動画機能について触れましたが手ぶれ補正をOFFにすると、やはり細かいブレが気になり本格的に使用するには一脚や三脚使用が望ましいような気がします。
また静止画・動画ともにズームもできますが画素が荒れるので高倍率ズームは避けたほうがよさそうです。
生憎、梅雨時期に撮影したために晴天で撮影する機会がなく十分なテストが出来ませんでしたが、ダブルレンズの効果か高コントラストで、この画質であれば静止画・動画ともにスナップカメラとして十分だと思え、久しぶりに長く使えそうなスマホに出会えた気がしスマホも毎年進化していくのを実感し、中華メーカーも侮れない存在だと感じました。
以上、独断と偏見さらに個人的な見解です。

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